<成田山で将棋名人戦>両棋士「勝負おやつ」に特産サツマイモスイーツ 藤井八冠はケーキ、豊島九段は団子

第82期名人戦七番勝負第2局の初日に藤井聡太八冠が午後の勝負おやつに注文したホテル日航成田の「成田産さつまいものショートケーキ」=3月27日、成田市役所

 成田市の成田山新勝寺で23日に行われた第82期名人戦七番勝負第2局の1日目では、両棋士がつかの間の休息に市内店舗が販売するスイーツを食べた。10品ある「なりた勝負おやつ」の候補から、藤井聡太八冠(21)と豊島将之九段(33)ともに全国屈指の産出量を誇る市特産サツマイモのスイーツを注文した。

 藤井八冠は午前に「菜花の里」が販売する「黒平まんじゅう」をチョイス。午後にはホテル日航成田の「成田産さつまいものショートケーキ」を食べた。豊島九段は午前はおやつを注文せず、午後に成田参道房の駅の「妖精のお芋モンブラン団子」を選んだ。

 昼食メニューは参道にある老舗「國之家」が全6品を提供。藤井八冠は23日はかば焼きのタレで「水郷錦爽鶏」を焼いた「焼き鳥定食」を選択。豊島九段はマグロやアボカドを使ったハワイ名物「ポキ重」を食べた。どちらの定食にも「千葉のみそピーナッツ」と市名物「瓜の鉄砲漬」が添えられた。

 24日の2日目も両棋士が食す品が注目されそうだ。

第82期名人戦七番勝負第2局の初日に藤井聡太八冠が午前の勝負おやつに注文した「菜花の里」販売の黒平まんじゅう=3月27日、成田市役所
第82期名人戦七番勝負第2局の初日に豊島将之九段が午後の勝負おやつに選んだ成田参道房の駅の「妖精のお芋モンブラン団子」=3月27日、成田市役所

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