成田市の成田山新勝寺で23日に行われた第82期名人戦七番勝負第2局の1日目では、両棋士がつかの間の休息に市内店舗が販売するスイーツを食べた。10品ある「なりた勝負おやつ」の候補から、藤井聡太八冠(21)と豊島将之九段(33)ともに全国屈指の産出量を誇る市特産サツマイモのスイーツを注文した。
藤井八冠は午前に「菜花の里」が販売する「黒平まんじゅう」をチョイス。午後にはホテル日航成田の「成田産さつまいものショートケーキ」を食べた。豊島九段は午前はおやつを注文せず、午後に成田参道房の駅の「妖精のお芋モンブラン団子」を選んだ。
昼食メニューは参道にある老舗「國之家」が全6品を提供。藤井八冠は23日はかば焼きのタレで「水郷錦爽鶏」を焼いた「焼き鳥定食」を選択。豊島九段はマグロやアボカドを使ったハワイ名物「ポキ重」を食べた。どちらの定食にも「千葉のみそピーナッツ」と市名物「瓜の鉄砲漬」が添えられた。
24日の2日目も両棋士が食す品が注目されそうだ。