V長崎選手と児童交流 諫早・上山小でサッカー教室 スタジアム移転前に感謝込め 長崎

笠柳選手(中央)らが訪れたサッカー教室でドリブルを楽しむ児童=諫早市立上山小

 サッカーJ2、V・ファーレン長崎によるサッカー教室が22日、諫早市西小路町の市立上山小(有谷孝彦校長)であり、選手と5年生約70人が交流した。
 子どもたちにチームを身近に感じ、夢や希望を持つきっかけにしてほしいとV長崎が企画。長崎市へのホームスタジアム移転を前に、これまで本拠地としてきた諫早への感謝も込めた。
 高木琢也取締役兼クラブリレーションズオフィサー(CRO)をはじめ、モヨマルコム強志選手、笠柳翼選手らが訪問。リフティングを披露して沸かせ、子どもたちはチームに分かれてドリブルなどを楽しんだ。
 最後に両選手が「自分が小学5年生の時はたくさんボールに触れることを意識し、他の人よりうまくなりたいと思いながら練習した。たくさん練習することが成功への近道。頑張って」などとエール。
 倉冨肇君(10)は「めったに会えないプロの選手に直接教えてもらってうれしかった。バスケットボールのプロ選手になるのが夢。頑張りたい」と話した。
 同日は市内5小で同様の教室や選手による職業講話があった。年内に市内全小学校での開催を予定している。

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