山瀬慎之助が二塁打含むマルチヒット&強肩炸裂

4月21日、平塚で行われたイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦に、「9番・捕手」で先発出場した山瀬慎之助は、3打数2安打1四球。ツーベースヒット含むマルチヒットで、2試合連続安打を記録。打撃上向きで、1軍昇格へアピールした。

3回、先頭打者で打席に立った山瀬慎之助は、DeNAベイスターズ先発の森下瑠大の4球目139kmストレートをレフトライン際へ弾き返すツーベースヒットを放った。泉口友汰の先制のタイムリーヒットを呼び込んだ。

さらに8回、先頭打者で打席に立った山瀬慎之助は、DeNAベイスターズ4番手・渡辺明貴の2球目147kmストレートをセンターへ運び、今シーズン2度目のマルチヒットを記録した。

守備では、同点の8回に1点を勝ち越され、なお1アウト3塁のピンチの場面で、山瀬慎之助は三塁走者・松尾汐恩のリードが大きいと判断し、鋭い送球でタッチアウトに仕留め、投手陣をもり立てた。

攻守で存在感を放った山瀬慎之助には、ここから打撃の調子を上げ、1軍昇格を果たし、大城卓三、小林誠司の巨人捕手陣を牙城を崩す活躍を期待したい。