きょうから熱中症特別警戒アラート運用開始 10月23日まで全国で

気象庁と環境省が24日午前10時から、本年度の熱中症警戒アラート運用を全国で始めた。同日午前5時の時点で発表はなかった。10月23日まで。熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に、暑さへの「気づき」を呼びかけ、国民の熱中症予防行動を効果的に促す。

熱中症警戒アラートは、全国を58に分けた府県予報区などを単位として、発表対象地域内の暑さ指数(WBGT)算出地点のいずれかで日最高暑さ指数33以上と予測した場合に発表する。WBGTは気温、湿度、輻射熱(日差しなど)、風などからなる熱中症の危険性を示す指標。

環境省は本年度より、気温が特に著しく高くなり熱中症による重大な健康被害が生ずるおそれのある場合に「熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)」を発表する。対象期間は熱中症警戒アラートの発表と同じ。気象庁も高温となる気象状況と見通しを伝えるため全般気象情報などで暑さに対する注意喚起を行う。

熱中症警戒アラートの発表状況は環境省の「環境省熱中症予防情報サイト」に掲載する。以下はURL。
https://www.wbgt.env.go.jp/alert.php

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