北京市の固定資産投資、1~3月は13.6%増 

北京市の固定資産投資、1~3月は13・6%増 

北京市の夜景。(資料写真、北京=新華社記者/才揚)

 【新華社北京4月24日】中国北京市統計局はこのほど、同市の第1四半期(1~3月)の固定資産投資(農家を除く)が前年同期比13.6%増え、伸び率は1~2月を4.2ポイント上回ったと発表した。新規着工プロジェクトの件数は8.9%増、計画ベースの総投資額は5.7%増加し、投資の持続的かつ安定的な増加を力強く保障した。同市は今年に入ってから、有効投資を積極的に拡大しており、重点プロジェクトの着工を加速することで比較的急速な投資の伸びを実現した。

 製造業投資は15.0%増加し、投資全体の伸びを1.4ポイント押し上げた。投資全体に占める割合は8.7%と前年同期より0.1ポイント上昇した。重点業界のうち、電子製造業の投資は37.5%増、専用設備製造業は9.5%増、医薬品製造業は0.8%増となった。

 ハイテク産業投資は33.7%増加した。ハイテク製造業は28.6%増となり、製造業投資に占める割合は82.1%と前年同期より8.7ポイント拡大した。ハイテクサービス業投資は37.0%増加し、うち情報サービスは55.0%増、研究開発・設計サービスは87.2%増だった。 

 インフラ投資は25.2%増加し、うち公共施設管理業は29.9%増、水利管理業は4.2倍、生態系保護・環境対策業は28.6%増となった。社会分野への投資は9.4%増加した。教育投資は2.5倍に増え、うち高等教育への投資が3.2倍となり、7割近くを占めた。

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