『ルポ川崎』の磯部涼による文庫最新刊『令和元年のテロリズム』が4月24日発売。新時代の幕開けに立て続けに起こった事件から浮かび上がってくる現代日本の風景とは

磯部涼の文庫最新刊『令和元年のテロリズム』が4月24日(水)に株式会社新潮社より刊行された。令和という輝かしい新時代の幕開けから時をおかず発生した殺人事件の現場を取材し、引きこもりや8050問題、「就職氷河期世代」という忘れられた問題を抱える日本社会の闇に根底から向き合った最深レポート。安倍晋三元首相の殺傷現場を追加取材して増補した完全版となっている。 単行本に引き続き、気鋭のフォトグラファーの山谷佑介が写真を提供。令和という時代と社会を考えるうえで欠かせないルポが完成した。 【著者紹介:磯部涼】

1978(昭和53)年生れ。音楽ライター。著書に『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』、『音楽が終わって、人生が始まる』、『遊びつかれた朝に』(九龍ジョー氏との共著)、『ラップは何を映しているのか』(大和田俊之、吉田雅史との共著)、『ルポ川崎』、『令和元年のテロリズム』、編著などに『踊ってはいけない国、日本』、『踊ってはいけない国で、踊り続けるために』、『新しい音楽とことば』がある。

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