超特大6号の大谷翔平を監督絶賛「本当に見事」 自己最速191キロ&137m「バットには稲妻が」

ナショナルズ戦の指揮を執ったドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

9回に特大&爆速の6号ソロ「あんな打球を打てる選手はほとんどいない」

■ドジャース 4ー1 ナショナルズ(日本時間24日・ワシントンDC)

ドジャース・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場し、2試合連続の6号ソロを放つなど4打数1安打1打点だった。チームは4-1で2連勝。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「あれは本当に見事だった」と大谷の“特大アーチ”を絶賛した。

ナショナルズ・パークに初見参の大谷が魅せた。第1打席はバットが折れ二ゴロ、第2打席は中直、第3打席は中飛、第4打席は四球だった。そして迎えた9回先頭で迎えた第5打席で、2試合連続の一発が生まれた。

右腕マット・バーンズのスプリットを完璧に捉えた。打球速度118.7マイル(約191キロ)は本塁打としては自己最速。大谷は打った瞬間本塁打を確信。グングンと伸びた打球の飛距離は450フィート(約137.2メートル)だった。これで8試合連続安打となった。21日(同22日)の本拠地メッツ戦では、松井秀喜氏を抜く日本選手単独最多の米通算176号2ラン。その余韻が残る中、177号弾をマークした。

ロバーツ監督は試合を振り返り、「言うまでもなくショウへイがバーンズから大きなHRを打った。カウント1-0でのスプリットか何かだった。あれは本当に見事だった」と称賛した。打球速度は2015年のスタットキャスト導入以降、球団最速となった。その後も、「あれはスタントンかジャッジという感じだった。2階席に届いた、トップスピンのかかったライナー性の当たりだった。あんな打球を打てる選手はほとんどいない」と仰天。「あのバットには稲妻が入っている。彼がバットを振ってコンタクトするといつでも、試合の流れを変えることができる」と頼もしい主砲に声を弾ませた。(Full-Count編集部)

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