アーセナルDF冨安健洋、チェルシー戦に先発出場 英メディアは「チームで最も優れた左SB」

写真:アーセナルの冨安健洋がチェルシー戦に先発出場した ©Getty Images

アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が、プレミアリーグ第29節延期分のチェルシーとの試合に先発出場した。イギリスメディアは冨安のパフォーマンスを高く評価している。

プレミアリーグ第29節延期分、アーセナルとチェルシーによる試合が現地時間4月23日に行われた。アーセナルは4分にFWレアンドロ・トロサールによるゴールで先制し、後半にはMFカイ・ハヴァーツとDFベン・ホワイトの両選手が2ゴールを記録。5-0という大差でチェルシーに勝利した。

この試合で冨安は左サイドバックとして先発出場し、74分までプレーした。アーセナルがボールを保持した際には冨安は積極的に攻撃参加し、ときには守備的MFのポジションに立ってチームのビルドアップをサポートした。また、守備では相手のパスをインターセプトして攻撃につなげ、地上戦では2回勝利して勝利に貢献した。

試合後、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』は冨安に対して「リーグ戦ではウルブス戦以来の先発出場。とてもいいプレーを見せた。ボールを持った際の印象的なプレーや、1対1の守備における強さは相変わらずだった」と10点満点中8点と評価した。

同じくイギリス紙『イブニング・スタンダード』は「打撲による離脱から復帰。すばらしいパフォーマンスを披露した。現時点ではアーセナルでもっとも優れた左サイドバックだろう」と10点満点中7点という評価をした。また、イギリスメディア『スカイ・スポーツ』も10点満点中7点という評価だった。

アーセナルは第35節、敵地トッテナム・ホットスパー・スタジアムに乗り込んで、宿敵トッテナムとの“ノース・ロンドン・ダービー”を迎える。キックオフは日本時間4月28日の午後10時の予定だ。

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