自ら切り出した大谷翔平6号の衝撃「話してもいい?」 ド軍同僚ただ仰天「あんなの見たことない」

ナショナルズ戦、今季6号を放つドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

ナショナルズ戦

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が23日(日本時間24日)、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発。9回の打席で今季6号ソロをかっ飛ばした。時速118.7マイル(約191.02キロ)、飛距離450フィート(約137メートル)の衝撃弾。打球速度は自己最速&ドジャース史上最速の一発になった。同僚のジェームズ・アウトマン外野手は試合後のインタビューで自ら「ショウヘイのホームランの話をしてもいい?」と切り出し、「あれは常識はずれだった。あんなの見たことないよ」とただただ仰天するばかりだった。

ワシントン初見参となった大谷。3-1とリードして迎えた9回の第5打席だった。カウント1-0から右腕マット・バーンズの2球目、甘く入ったスプリットを強振すると、弾丸ライナーがあっという間に右翼スタンドへ。敵地ファンもどよめく衝撃の191キロ弾だった。ダイヤモンドを一周し、ベンチに戻る大谷の顔には笑みもこぼれた。

この一発は打球速度が自己最速となっただけではなく、2015年のスタットキャスト導入後ドジャース史上最速の弾丸ライナー。ポストシーズンも含めて歴代12位タイの速さの本塁打と、まさに記録まみれの一撃になった。

試合を中継したカリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のインタビューに応じたのは、8回に代打で貴重な決勝タイムリーを放ったアウトマン。自ら「ショウヘイのホームランの話をしてもいい?」と切り出し、「あれは常識はずれだった。あんなの見たことないよ」と驚くばかりだった。

レポーターのキルステン・ワトソンさんに「あなたは彼が成し遂げるのを見るたびに、ただただ圧倒されているんですか?(笑)」と問われると「ああ、そうだよ」とあっけらかんと回答。ワトソンさんは「そうですよね。私たちみんながそうです」と納得していた。

THE ANSWER編集部

© 株式会社Creative2