「序盤戦の高いレベルには達していない」…期するものを宿す久保建英、“古巣”レアル・マドリード戦は先発濃厚か

レアル・ソシエダのMF久保建英が、26日のレアル・マドリード戦で先発復帰する可能性が高いようだ。23日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

直近2試合は筋肉系の違和感を抱えていたことで、ベンチスタートとなった久保建英。それでも、21日のラ・リーガ第32節ヘタフェ戦では後半から途中出場すると、77分にはスルスルと敵陣奥深くまで侵入しマイナスの折り返しでチャンスを演出するなど復調をアピールしていた。

そんな久保は、26日に行われる第33節レアル・マドリード戦で、3試合ぶりの先発メンバーに復帰する可能性があるようだ。『マルカ』によると、ヘタフェ戦で良いパフォーマンスを発揮した同選手が、こちらも好調を維持していたFWジェラルド・ベッカーと代わり、右サイドのスターターとなる見方が強いとされている。

また『マルカ』は、久保がこの一戦に並々ならぬ意欲を燃やしていると指摘。かつて所属したレアル・マドリードとの対戦ということ、本拠地『アノエタ』では昨年10月のアスレティック・ビルバオ戦以来、約7カ月ゴールから遠ざかっていることを列挙。今年1月のアジアカップを境に、8試合で5得点を記録し、日本人選手初となるラ・リーガ月間MVP賞を受賞した「シーズン序盤戦の高いレベルには達していない」ことも、結果への“飢え”を醸成させているようだ。

昨シーズンに『アノエタ』で対戦した際には、久保が1ゴールを決めて勝利に貢献していたが、期するものがある“チュリウルディン”の14番は、再び古巣を喰らうのだろうか。注目の一戦は、日本時間27日の4時にキックオフを迎える。

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