大型連休の渋滞予想 首都圏で10キロ以上は1.5倍増加見込み ネクスコ東日本

 ネクスコ東日本は23日までに、大型連休(26日~5月6日)における渋滞予測を発表した。首都圏での10キロ以上の渋滞は昨年同時期146回だったが、今年は213回に増加すると見込んでいる。下り線で3、4の両日、上り線では4、5の両日に渋滞が多発する恐れがあると予想。混雑する日や時間帯を避けた利用を呼びかけている。

 同社によると群馬県付近では、関越道下り線の嵐山小川インターチェンジ(IC)―藤岡ジャンクション(JCT)間で3日午前9時台が、同上り線の藤岡JCT―鶴ケ島IC間では5日午後4時台がそれぞれピークとなり、通過に通常の3倍程度の時間がかかる見通し。昨年の同時期は荒天による出控えがあった。

 予測は過去の実績や交通状況を基に算出した。事故や天候の影響で異なる場合があるため、出かける前に同社公式ホームページなどで「最新の交通情報を確認してほしい」としている。

 本県周辺の主な渋滞地点とピーク時刻は次の通り(予想は3月27日時点)。

◇下り線
 ▽3日午前8時ごろ、羽生パーキングエリア(PA)付近から最大40キロ▽同、高坂サービスエリア(SA)付近から最大30キロ▽4日午前8時ごろ、羽生PA付近から最大35キロ
◇上り線
 ▽4日午後6時ごろ、高坂SA付近から最大35キロ▽5日午後5時ごろ、加須IC付近から最大30キロ

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