【袴田さん再審】14回目の公判 ❝5点の衣類の血痕❞DNA型鑑定について検察側が主張「弁護側のDNA型鑑定は信用できず」

袴田巌さんの再審=やり直しの裁判が先ほど開かれ、犯行着衣とされた5点の衣類に付着した血痕のDNA型鑑定について検察側が主張しています。

1996年、旧清水市で一4人が殺害された事件で袴田巌さんの死刑が確定しましたが2023年10月から静岡地裁で再審が始まりました。

24日午前11時から始まった14回目の公判では犯行着衣とされている衣類に付着した血痕のDNA型が袴田さんと「一致しない」とする弁護側の鑑定に対し検察側が主張する予定です。

検察側はこれまでに「弁護側のDNA型鑑定は信用できず5点の衣類が犯行着衣ではなく袴田さんのものでないということを示す証拠にはなりえない」と訴えています。

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