マウンドで感じた大谷翔平の脅威 相手先発は“変化”に言及「前回は確か…」「彼はパワーある」

ナショナルズ戦、今季6号を放つドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ナショナルズ戦

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が23日(日本時間24日)、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発。9回の打席で今季6号ソロをかっ飛ばした。時速118.7マイル(約191.02キロ)、飛距離450フィート(約137メートル)の衝撃弾。打球速度は自己最速&ドジャース史上最速の一発になった。大谷を封じた相手先発のパトリック・コービン投手も、その脅威をマウンドで感じ取った様子。「素晴らしい打者で右腕、左腕関係なく打つことができる」と評価した。

ワシントン初見参となった大谷。3-1とリードして迎えた9回の第5打席だった。カウント1-0から右腕マット・バーンズの2球目、甘く入ったスプリットを強振すると、弾丸ライナーがあっという間に右翼スタンドへ。敵地ファンもどよめく衝撃の191キロ弾だった。ダイヤモンドを一周し、ベンチに戻る大谷の顔には笑みもこぼれた。

大谷は先発コービンには苦戦。3打数無安打に封じられた。16日(日本時間17日)の前回対戦では4打数1安打。試合後の取材に対し、コービンは「彼はパワーがあるから、出来るだけストライクゾーンの隅に投げることを心がけていた。左打なのが僕にとっては少し助けになったけど、彼は素晴らしい打者で右腕、左腕関係なく打つことができる。制球をしっかりしてバランスを崩し続けること。そして投手有利なカウントにし続けることを心がけた」と対戦を振り返った。

大谷に変化を感じたかを問われると「分からない」としながらも「前回は確か3打席で初球でアウトを取った。ピッチカウントを見ていたのかもしれない。打者は常に異なることをしてくるからね」と指摘していた。

THE ANSWER編集部

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