能登半島地震で塩田も傾く…懸命な修復作業で例年通りの塩づくり始まる

珠洲市の観光施設、すず塩田村で今年の塩作りを始まる神事がありました。ただ能登半島地震の影響で道の駅の再開に見通しはたっていません。

神事は、珠洲市清水町(しみずまち)の「道の駅すず塩田村」で行われ今年の塩作りの無事を祈りました。

この施設では、毎年4月下旬から10月中頃にかけて伝統の揚げ浜式による塩作りを続けています。能登半島地震で敷地にヒビが入ったり塩田が地盤の隆起によって傾いたりと大きな被害を受けましたが復旧工事が進み例年とほぼ同じ時期の塩作りが出来ることになりました。

ただ輪島市につながる道路の通行止めが続いていて道の駅の再開は見通しが立っていません。

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