3か月予報の降水量は「平年並みか多い」 大雨災害を想定した水難救助訓練

福岡県と佐賀県の県境にある河川で大雨によって取り残された人を救助する訓練が福岡県警と佐賀県警の合同で行われました。

24日午前10時半から佐賀県鳥栖市の河川敷で行われた水難救助訓練には福岡県警の久留米警察署と佐賀県警の鳥栖警察署から約60人が参加しました。

訓練は、福岡県と佐賀県の県境の川が大雨で氾濫し、2人が中州に取り残され孤立しているのを日本語に不慣れな留学生が見つけて通報したという想定で行われ要救助者を発見するために、ドローンも使用されました。

福岡県警久留米警察署・中野竜馬警備課長
「今年も想定されるであろう浸水被害、これに対して両県が合同で検索等をして、技術を練度を上げていきたい」

23日に発表された来月から7月までの3か月予報では降水量は平年並みか多いと発表されていて、今年も大雨に警戒が必要だということです。

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