ISSで長期滞在終えた古川聡宇宙飛行士が会見「国際協力で月探査進むことを嬉しく思う」 「アルテミス計画」に期待感示す

宇宙での「生涯の冒険」から帰還した古川聡宇宙飛行士(60)が会見を行い、現在の心境を語った。

「個人がどの惑星にでも行けるという条件であるならば、月に行きたいです。月から地球を見てみたいなと思っています」と語るのは、ISS(国際宇宙ステーション)での「生涯の冒険」に別れを告げ、3月に地球に帰還した古川聡宇宙飛行士。

ほかにも古川さんは「(宇宙滞在により)股関節などの柔軟性が落ち、宇宙が老化の加速モデルであることを実感した」など、地球環境との違いも話した。

古川さんは現在、アメリカ・テキサス州のジョンソン宇宙センターで地球環境に慣れるためのリハビリ中で、経過は順調だという。

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