今年のバロンドールはビニシウスが大本命か「彼の時代がきた」とスペイン紙報道

ビニシウス(ロイター)

フランスフットボール誌が選定する2024年の世界最優秀選手賞「バロンドール」が大きな注目を集めている。

スペイン紙「マルカ」は、点取り屋のノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(マンチェスター・シティー)が候補から外れたと報道。その上で本命について、フランス代表FWキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン=PSG)、イングランド代表MFジュード・ベリンガム、ブラジル代表FWビニシウス(ともにレアル・マドリード)の3選手の名前を挙げた。

エムバペに関して「彼は自身初のバロンドールに夢中だ。フランスリーグでは優勝を決めており(欧州)チャンピオンズリーグ準決勝進出に無敵の状態にある」と指摘。ベリンガムには「シーズン前半の欧州フットボールの偉大な主人公。Rマドリードへの影響は非常に大きく、20歳にして大スターの地位を確立することができた」とたたえていた。

そしてビニシウスについては「どうやら彼の時代が来たようだ。Rマドリードのプロップであり、ブラジルのリーダーである彼はバロンドールを獲得するための歴史的な2冠(または3冠)を達成する可能性がある。重要な戦いはこれからだが、統治を始める準備はできている」とし、最有力候補と位置付けた。

他の欧州メディアではベリンガムが本命で、2番手はエムバぺと報じているところが多い。10月の発表に向けて、今後の戦いが気になるところだ。

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