五木村長の流水型ダム建設容認受け国交相「熊本県と連携して村の振興に取り組む」【熊本】

国が、球磨川の支流、川辺川に建設を計画する流水型ダムについて、五木村の木下村長がダム建設を容認したことを受け、斉藤国交大臣は23日、「熊本県と連携して村の振興に取り組む」と述べました。

川辺川に建設が計画されている流水型ダムについては五木村の木下村長が4月21日、「流水型ダムを前提とした村づくりに向けて、新たなスタートラインに立つべき」として、ダム建設の容認を表明しました。

これを受け23日の閣議後の会見で、斉藤国交大臣は次のように述べました。

【斉藤 国交相】
「これまでのダムを巡る経緯を十分に踏まえつつ県と連携して村の振興に取り組んでいきたい」

木下村長の政治的決断に対し、斉藤国交大臣はこれまでのダムをめぐる経緯を踏まえ、「環境影響をできる限り抑え、丁寧な説明と地域活性化に取り組む」と話しました。

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