防犯カメラが捉えた20秒間の犯行 無人スイーツ販売店に2人組が侵入 両替機ごと約20万円を盗む

テレビ愛知

名古屋市千種区のスイーツの無人販売店の店内を映した防犯カメラ。4月23日午前4時17分、店に入ってきたのは男と見られる2人組です。1人の手にはバールようなものを持っています。迷うことなく目指したのは両替機。コンセントを抜いて、両替機ごと持ち去りました。

犯行時間はたったの20秒。店の関係者によると、盗まれた両替機にはお金が入っていたため、被害額は約20万円といいます。

店の関係者:
「ショックです。早く返してほしい。犯人に対しては怒りしかない。早く捕まってほしいですね」

“無人販売店荒らし”にあった千種区の現場を取材しました。

朝4時は車通りや人通りは少ない

被害にあったスイーツ専門店

被害にあったスイーツ専門店「24スイーツショップ」は、24時間営業の無人販売店です。車が止まっていたのは店の前。近所の方によると「夕方は車通りが多い。朝4時は近くにコンビニが2件あるものの、車通りや人通りは少ない」といいます。

入口の防犯カメラ

24スイーツショップの目の前に車が止まると、目の前の店から状況は見えにくいそうです。防犯カメラは入口にも1台あり、中にも2台設置されています。犯人たちは右側にあるスイーツには目もくれず、一目散に両替機のところに向かっていました。

犯人はチェーンを外し、両替機を盗んだ

両替機に巻かれていたチェーン

肩ぐらいの高さの両替機にはチェーンが巻かれていたそうです。犯人はチェーンを外し、2人がかりで両替機を盗みました。

朝9時にオーナーが店に到着したときには店内は様々なものが散乱。ぬいぐるみが無造作に置かれていたり、引き出しが開いていたりと、店の異常さに気づいたそうです。

23日の10時ごろに警察が来て指紋採取などが行われたそうですが、犯人はまだ捕まっていません。

(4月23日放送「5時スタ」より)

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