チャールズ国王、パパラッチ写真に「死相が出てる」と不安がる声が続出

2020年10月28日、チャールズ国王(当時は皇太子)(C)GettyImages

先週末にSNSで公開されたチャールズ国王の写真に、ネット上が騒然となっている。車で移動中の姿をパパラッチしたものだが、多くの人が余命の短さを感じ、不安をかき立てられたようだ。

目次

チャールズ国王、前立腺肥大症からがん治療まで
血の気がないように真っ白な顔……ネット上は大騒ぎ
エリザベス女王は亡くなる直前まで公務

チャールズ国王、前立腺肥大症からがん治療まで

1月に前立腺肥大症の治療で入院することを公表。2月にがんが発見され、 治療中だと発表されたチャールズ国王。

前立腺がんで ないとは発表されたものの、がんの種類については明確にされていないことから、ネット上では予後が悪いのではないかとの声が飛び交っていた。

3月には、ロシアのメディアに「死亡した」という偽情報を報道されたものの、国王は治療を受けながら公務に復帰。31日のイースター礼拝はカミラ王妃と参列し、ウィンザー城に集まった人々と言葉を交わして健康を取り戻しつつあるアピールをしたが、「かなり痩せられたのでは」と心配する声が上がっていた。

血の気がないように真っ白な顔……ネット上は大騒ぎ

そんな国王について、最近撮影されたと思われる、車で移動中のパパラッチ写真がXに投稿された。

問題の写真は、ネクタイの柄からイースター礼拝の日に撮影されたものと思われるが、詳細は不明。車の窓越しの写真のせいか、顔は血の気がないように真っ白。数カ月前と比べてかなり痩せたような印象を受ける。
国王就任から化粧をしていると話題になっているが、この日もファンデーションを塗っているものの、肌の調子が悪いのか粉が吹いているように見える。眉を描いたり唇にも色を入れていた可能性が高く、そのため余計に顔色が悪く見えたのかもしれない。

ネット上では、「唇の色が紫色に見える」「口元に違和感がある」といった指摘が上がり、「抗がん治療で口内炎ができて軟膏を塗っているから、こんなふうに見えるのでは」という意見も多かった。
また、「ドラキュラみたい」など不安がる声が圧倒的に多く、「フィリップ殿下が亡くなる直前にそっくり」「死相が出てる……」「キャサリン妃のことばかり心配していたけど、国王のことも本気で心配になってきた」などとネット上は大騒ぎとなっている。

エリザベス女王は亡くなる直前まで公務をしていた

なお、陰謀論支持者たちの間では、「ノストラダムスの予言通り、国王は2024年に病で死去。ノーマークだった人物、つまりヘンリー王子が君主になる」と信じている人が多いため、今回の写真がその裏付けになるようだと受け止める人も多いようだ。

ネット上は混沌としているが、大半の人は「余命宣告されていたら、公務などできない」と考えており、「抗がん剤治療で外見が変わっただけでしょ」「偶然写りが悪かっただけ」など、不安をあおる人たちに厳しく意見する声も聞こえてくる。

とはいえ、エリザベス女王も亡くなる直前まで公務をしていたため、「数日前まで公務をしていたチャールズ国王の訃報が突然流れても不思議ではない」と考える人が多いのは仕方ないのかもしれない。

何はともあれ、国王が1日も早く寛解し、健康を取り戻すことを祈るのみである。

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