同僚&監督すら唖然…大谷翔平191キロ弾、口々に衝撃「常識外れ」「人生で見た中で一番遠くに」

ナショナルズ戦で今季6号を放ち、祝福されるドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

時速191キロの超速打球がスタンドへ…指揮官もあきれるばかりだった今季6号

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地で行われたナショナルズ戦に「2番・DH」で先発し、9回の打席で右翼2階席に飛び込む6号ソロを放った。4-1の勝利に貢献。本塁打の打球速度118.7マイル(約191.02キロ)は自己最速&ドジャース史上最速の一発になった。何もかも規格外の一撃に、ファンだけでなくチーム内部も“ドン引き”だ。デーブ・ロバーツ監督はじめチームメートは口々に「人生で見た中で一番遠くまで飛んだ」などと強烈な衝撃を語っている。

大谷は9回、右腕バーンズの変化球をとらえ右翼2階席へ放り込んだ。打球は時速118.7マイル、飛距離450フィート(約137メートル)と計測された。特に打球速度は今季メジャー最速で、2015年のスタットキャスト導入以降ではドジャース史上最速。インパクトからあっという間にスタンドへ突き刺さった。

米カリフォルニア州の地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は、ジェームズ・アウトマン外野手とデーブ・ロバーツ監督の衝撃の言葉を伝えている。

アウトマンは自ら、レポーターのキルステン・ワトソンさんに「ショウヘイのホームランの話をしてもいい?」と切り出したほど。「あれは常識はずれだった。あんなの見たことないよ」と仰天するほかなかった。

またロバーツ監督は「あんな打球を打てる選手は数人しかいない。あれはトップスピンのライナーで、2階席に届くほどのものだった。だからそんなことができる男はそういないよ」と、飛距離には不利なはずの回転がかかった打球で生み出した飛距離に驚いている。

さらに、米カリフォルニア州の地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のドジャース番、ビル・プルンケット記者自身は自身のX(旧ツイッター)で、アウトマンがこの打球を「巡航ミサイル」と呼び、マックス・マンシー内野手が「人生で見た中で一番遠くまで飛んだトップスピンのボール……。バックスピンだったら間違いなく場外まで行ってたね」と語ったと伝えた。

THE ANSWER編集部

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