大谷翔平6号に味方ベンチが“ドン引き” 出迎え時は呆れ笑い、大喜びの観客とは対照的

ナショナルズ戦、今季6号を放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地で大喜びのドジャースファンとは対照的

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地で行われたナショナルズ戦に「2番・DH」で先発し、9回の打席で右翼2階席に飛び込む6号ソロを放った。打球速度も、飛距離も規格外の一撃に衝撃を受けているのが、チームメートのドジャースナインだ。スタンドで大喜びするファンとは対照的にドン引きする姿は、中継カメラにも映っていた。

この日の6号は、9回に右腕バーンズの変化球を右翼2階席へ放り込んだもの。時速118.7マイル(約191.02キロ)、飛距離450フィート(約137メートル)という一撃は、打球速度で今季メジャー最速だっただけではなく、2015年のスタットキャスト導入後、ドジャース史上最速の弾丸ライナーだった。文字通り、インパクトからあっという間にスタンドへ突き刺さった。

中継カメラでは右翼席でボールを争う現地ファンや、ドジャースのベンチ上でボードを掲げ大喜びする観客を捉えているが、それとは対照的なのがドジャースナインの様子だ。本塁打直後のベンチは意外なほどに静か。信じられないといった様子で打球を見つめ、ドン引きしているようにも見える。

もはや呆れ笑いのような表情で、生還した大谷を出迎えたナイン。恒例のひまわりの種も盛大にかけられたものの、いつも一緒にいる味方すら驚かせる大谷。進化した打撃は、どこまで凄みを増していくのか。

THE ANSWER編集部

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