WOWOWで6月9日から放送・配信される「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」（日曜午後10：00）のメインビジュアルが解禁。さらに、亀梨和也（KAT-TUN）が演じる頭脳明晰（めいせき）でミステリアスな誘拐犯・佐久間駿介が仕掛ける“ゲーム”を取り巻くキャラクターに扮（ふん）する出演が発表された。
「ゲームの名は誘拐」の原作は、2002年に刊行された東野圭吾氏の同名のミステリー小説。03年に一度実写映画化され、20年には本作を原案としたドラマが中国で制作されるなど、長年にわたり多くのファンを魅了してきた人気作でもある。
広告代理店の敏腕プランナーである佐久間が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大手自動車メーカー「日星自動車」の副社長・葛城勝俊（渡部篤郎）に一矢報いるため、その娘・樹理（見上愛）と共謀して狂言誘拐をくわだてる。佐久間と葛城の一進一退の“攻防戦”、誘拐犯・佐久間と共犯者・樹理との間で育まれるいびつで危険な“恋愛模様”、完璧だったはずの佐久間の誘拐ゲームに待ち受ける、すべてが覆る衝撃のラストが見どころとなる。
佐久間が“誘拐ゲーム”に挑むほどまでに追いつめられる“絶望の舞台”が、自身が勤める広告代理店「サイバープラン」と、取引先の「日星自動車」。そこで関わるキャスト5人が決定した。
武田航平が演じるのは、佐久間と同じ広告代理店「サイバープラン」の若手広告プランナー・杉本智也。確かな仕事力と手段を選ばない処世術で頭角を現しつつあるやり手で、佐久間にとっては手ごわいライバルでもある。
平山祐介が扮するのは、佐久間の上司であり「サイバープラン」のエースプランナー・加賀谷武志。社内政治が苦手でくすぶっていた佐久間を引き上げたおとこ気のある恩人だが、古いタイプの業界人で、パワハラ体質が命取りになる。
山崎樹範は、葛城が社長を務める「日星自動車」駒形支店長の中村役。真面目で人当たりのいいごく普通の社員だが、ある事情から佐久間の誘拐ゲームに巻き込まれていく。飯田基祐は「日星自動車」宣伝部長・石澤役。佐久間と推し進めていたプロジェクトを突如白紙に戻した葛城に困惑し、不信感を抱く。
さらに、小林隆が「サイバープラン」の社長・小塚役で出演。佐久間のことを評価はしているが、「日星自動車」との関係を第一に考え、プロジェクトを白紙に戻すという葛城の提案を受け入れ、佐久間の代わりに杉本をリーダーに任命する。
また、優秀で人望もあり、つかみどころのない不思議な魅力で女性によくモテる佐久間。一方、葛城と愛人の間に生まれた立場から、葛城家で不遇の日々を送っている樹理。そんな2人の人となりに関わるキャストにも注目だ。
佐久間の学生時代の後輩で経済誌の記者・湯口役を担うのは泉澤祐希。自身を窮地に陥れた葛城を恨み、足元をすくいたい佐久間は、葛城の弱みを握るために湯口に相談を持ち掛ける。
葛城の妻・葛城芙美子を演じるのは赤間麻里子。樹理が葛城家で暮らすことを容認してはいるものの虐げており、樹理から恨みを買っている。
佐久間の“遊び相手”真希役には松村沙友理が抜てきされた。佐久間の本質をよく理解しており、数いる遊び相手の中でも、佐久間にとって特に心を許せる相手だ。
個性豊かなキャスト陣も登場する最新予告映像も公開。葛城と緊迫感満載の駆け引きを繰り広げるうちに、次第に心が近づき、やがて追い詰められていく佐久間と樹理の初解禁映像がふんだんに収められている。
