【独自】「鉄に比べ3〜5倍の引き取り価格」ステンレス製車止め盗難 近隣で300万円以上の被害も 埼玉・ふじみ野市

埼玉・ふじみ野市の公園で、ステンレス製の車止めが盗まれる事件が発生した。
被害は、この公園を含む2カ所で計17個、被害額は120万円以上になるという。
同様の事件が隣接する川越市でも発生しており、6カ所の公園から43個が盗まれ、被害額は300万円以上に達している。

車止めドロボーで被害額“120万円超”

埼玉・ふじみ野市の公園で「モクゲキ!」されたのは、車の進入を防ぐステンレス製の「車止めドロボー」だ。

盗まれた場所は、ふたの部分がむき出しになってしまっている。

ふじみ野市では、この公園を含む2カ所からあわせて17個の車止めが盗まれ、被害額は120万円以上になるという。

ステンレス製の車止めは、9日にも隣接する川越市の6カ所の公園から43個が盗まれており、300万円以上の被害が出ている。

鉄に比べて3倍〜5倍…高額な引き取り価格が要因か

相次ぐ“車止めドロボー”について、ステンレス加工会社は「ステンレス製」が狙われている可能性があると言う。

ステンレス加工会社は「鉄の価格に比べて、だいたい3倍から5倍ぐらいの引き取り価格の相場になっているので、手っ取り早くとなると、ステンレスが狙われやすいのかなと思っている」と話している。

ふじみ野市は、警察に被害届を提出している。
(「イット!」 4月23日放送より)

© FNNプライムオンライン