児童が育ててきたヒラメ感謝の気持ちとともにいただく いのちの授業最終回

とちぎテレビ

命の大切さを学ぶ授業の一環として児童たちが育ててきたヒラメを実際にさばいて食べる最後の授業が4月24日、宇都宮市の小学校で行われました。

宇都宮市にある五代小学校の6年生約100人が取り組んだ命の授業。

半年前の2023年10月にクラスにやって来たのは体長約5センチのヒラメの稚魚15匹です。

児童たちが、エサをやったり観察日記をつけたりして大切に成長を見守ったヒラメは大きいもので30センチほどになりました。

ヒラメを育てることを通じて、生きることや命をいただくということについて考えてきた児童たち、半年間の活動に思いをはせながら最後の授業に臨みます。

これまで授業を担当してきた日本養殖振興会の理事齊藤浩一さんがヒラメに包丁を入れます。

さばかれるヒラメをじっと見つめたり、目を背けたりするなど児童はそれぞれの形で見届けましたがヒラメへの思いは一つです。

心のこもった「いただきます」。児童たち一人一人は自分の気持ちと向き合い、育てたヒラメの味をかみ締めていました。

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