大学生が作った「情報I単語帳」刊行…共通テスト対策にも

TECHTANやさしくたのしく学べる情報I単語帳[なるほどラボ]

翔泳社は2024年4月23日、大学生メンターが作った情報Iの単語帳「TECHTAN やさしくたのしく学べる情報I単語帳[なるほどラボ]」を刊行した。情報Iの4単元の単語を全範囲カバー、共通テスト試作問題の流れに沿っている。定価1,650円(税込)。

「情報I」は、高等学校で必履修化され、2025年の大学入学共通テスト(以下、共通テスト)での試験科目(100点満点)として新たに加わる。国立大学は原則必須科目となり、多くの公立大学や一部私立大学でも配点対象になる。

「情報I」の共通テストは、高等学校での学習範囲として、学習指導要領により「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」と4つに分けられており、その中から出題される。

「TECHTAN やさしくたのしく学べる情報I単語帳[なるほどラボ]」は、「team YOKAIGI」として、大学生5人のチームを著者として刊行された。Life is Tech!で4~5年間、大学生メンターとして中高生にITによるものづくりを教えてきたという。

単語帳は、スキマ時間で手軽に効率よく学習することができる。情報Iの4単元の単語を全範囲カバーしており、共通テスト試作問題の大問1~4の出題の流れに沿って、勉強しやすい構成になる。まずは「単語」を理解して、基礎力を高めることが大事だという。

そのほか各章末に、プログラミングや情報デザインなど、単語だけではカバーできない範囲について説明した「NEXT STEP」パートがある。情報Iで学ぶ知識を、日常生活のどこで使えるかを体験することで、情報の楽しさを知ることができる。

「情報に苦手意識を感じる高校生」「共通テストで情報Iを受験する高校生」「情報Iを教える教師」などにお勧めだという。定価1,650円(税込)。全国の書店、ネット書店などで購入できる。

◆TECHTAN やさしくたのしく学べる情報I単語帳[なるほどラボ]
発売日:2024年4月23日(火)
著者:team YOKAIGI
定価:1,650円(税込)
判型:四六・308ページ
購入先:全国の書店、ネット書店など

宮内みりる

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