「Q SEAT」対象車両を1両減車へ 東急、東横線の有料座席指定サービス内容を一部変更

東横線「Q SEAT」車両

東急電鉄は24日、東横線の有料座席指定サービス「Q SEAT」のサービス内容を一部変更すると発表した。

「Q SEAT」は、2018年に大井町線・田園都市線で開始したサービス。「デュアルシート」などと呼ばれる、ロングシートとクロスシートを切り替えられる車両を使用するもので、車両はサービス提供時にはクロスシートモードで運用している。東横線では、2023年8月にサービスを開始。渋谷駅を夜間に発車する下り急行列車を対象に、10両編成のうち4・5号車の2両を座席指定車両として設定してきた。

東急電鉄は今回、サービスの提供時間帯を拡大。従来は渋谷駅19時35分発以降の提供だったものを、18時35分発以降へと、設定時刻を繰り上げる。対象列車は、2本増の計7本となる。

また、これまでは4・5号車を座席指定車両として提供してきたが、今回対象車両を削減。5号車のみでのサービス提供とする。「Q SEAT」のサービス提供車両2両は、これを示すラッピングをほどこしているが、4号車のラッピングはそのまま、列車指定券なしで利用できる車両として扱う。また、4号車の座席はロングシートモードに設定する。

サービス内容の変更は、5月7日に実施する。

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