元プラマイ兼光、コンビ解散に「ふざけんな!」 番組で語った思いに元相方・岩橋は持論「吉本とテレビ局が僕を終わらせにきた」

元「プラス・マイナス」の兼光タカシさんが、2024年4月23日放送の「耳の穴かっぽじって聞け!」(テレビ朝日系)に出演し、2月22日に元相方の岩橋良昌さんが吉本興業との契約を解除され、コンビが解散に至った際の心境を語った。

岩橋さんをめぐっては、1月から2月頃にかけて、芸能人や関係者の実名を挙げて、パワハラなどを告発する投稿を繰り返していた。

兼光さん独白「僕はもう切り替えて前に進んでいる」

番組は、「とろサーモン」久保田かずのぶさんと「ウエストランド」井口浩之さんがスタジオで、ゲストの本音を聞くといった内容だ。

兼光さんは冒頭、「大解散しました。21年間組んでたコンビ、いきなり解散になりました」とコメント。最初はいろいろな人から「相方大丈夫?」と連絡が来たといい、「いや俺に『大丈夫か』って聞けやと思いましたけど。大変なのはこっちや」とぶっちゃけた。

その後は、兼光さんが書いた文章をナレーターが読み上げる形式で番組が進んだ。兼光さんによると、岩橋さんがXで解散を発表した後に、LINEで「ごめんな、やめるわ 今までありがとう 頑張って」とメッセージが届き、すぐに電話をかけたものの岩橋さんは出なかったという。「あのラインが彼との最後の連絡だった。んな一方的で身勝手なことある?21年コンビを組んでてライン1通で終わりって、、」と当時の心境を明かした。

兼光さんは住宅ローンの残りが34年あることや車を購入したこと、もうすぐ子どもが生まれるとして、今後の生活への不安を感じていたことを明かした。しかし、「解散した次の日から続々と仕事が入った」という。「周りに恵まれているなとつくづく感じた」「何て気が楽なんだろうか、何て楽しいのだろうか」とピンでの仕事を楽しんでいることを語った。

最後に兼光さんは、周囲やSNS上から再結成を望む声が寄せられるとしたうえで、「僕からしたら『ふざけんな!』だ。振り回されすぎだし無責任にも程がある」「こんな身勝手な終わり方は絶対に納得いかないし許せない」と反論。「僕はもう切り替えて前に進んでいる」「大切な家族を守らなければならないのだ」と締めた。

兼光さんは「全く悪くないです」フォローも

スタジオで聞いていた久保田さんは、岩橋さんが3月11日、吉本興業からの契約解除の書面を「寂しい紙」「この紙1枚で終わりだよ」とXに投稿していたことに触れ、「相方こんだけ仲良くて世話になったのに、LINE一通かよ。お前それぐらいのことしとるやんと思ってしまった」「悲しすぎたな」とコメントした。

岩橋さんは放送翌日の24日、番組の感想を投稿した一般ユーザーのポストを引用する形で、「吉本とテレビ局が僕を終わらせにきた印象です」とコメント。一方で、兼光さんについて「全く悪くないです。それは事実です」とフォローした。

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