つばきマラソンは11月4日開催 気仙沼・大島

ランナーを歓迎する横断幕を張る鹿折中の生徒たち=4日、気仙沼市大島

 宮城県気仙沼市の大島を舞台とした「河北新報気仙沼つばきマラソン」(河北新報社、気仙沼市など主催)の実行委員会は23日、第41回大会を11月4日に開催すると決定した。エントリーは昨年より2週間早い6月15日に開始し、8月15日まで受け付ける予定。
 大島小前を発着点とするコースを島内に設け、ハーフ、10キロ、5キロ、3キロの距離ごとに男女、年齢別の計20種目で競う。昨年に続いて島内に600台分の駐車場を用意し、直接車で乗り入れてもらう。旧大島中校舎に今月移転した大島公民館前に、地元の海産物を使った料理などの「おもてなしコーナー」を設ける。
 大会は2019年まで春に実施してきたが、コロナ禍に伴う2回の中止を挟んで22年から秋開催となり、今回で3回目となる。
 市体育協会会長の春日敏春実行委員長(72)は「風光明媚(めいび)な景色を感じながら、大島の自然を駆け抜けてほしい。島民らと触れ合い、気仙沼の豊かな食を楽しんでもらえるよう、大勢のランナーを迎える準備をしたい」と話した。

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