「らき☆すた」壁画が目印…久喜の飲食店「ジャングル記念日」 7周年で県内外からファン集結

「7」にまつわる贈り物を囲み、記念写真に納まるファンたち=埼玉県久喜市鷲宮中央

 埼玉県久喜市鷲宮の東武鉄道鷲宮駅から歩いて1分、人気アニメ「らき☆すた」の壁画が目印の飲食店「ジャングル記念日」が、7周年を迎えた。13、14日の記念イベントには、県内外からファンが集結。7個入りのもなかやウルトラセブンのお面など7にちなんだお土産を持ち寄った。

 かつてスナック「記念日」だった同店は、らき☆すたスタンプラリーを契機にファンが集う店となり、キャラの誕生会など、さまざまなイベントが開かれてきた。7年前に土日夜営業の飲食店になった後も、店の看板や壁画はそのまま。遊び心満載の企画も変わらずに行っている。

 6周年では、店の人気メニュートップ10を当てるまで帰れないゲームを実行したが、今回は7にまつわる贈り物選びのほか、らき☆すたの知識を問う試験を開催。挑戦した久喜市の斎藤輝光さん(59)は「何度も見ている人名なのに、漢字が書けなくて。漫画をもっと見ていたら…」と悔しがっていた。

 入間市の内山勝太さん(28)は、店に足しげく通う理由を「会社が近いことと、何より仲間がいるすてきな憩いの場だから」と語る。店長の森田一男さん(48)は「今後もらき☆すたファンの集う店として、日本はもちろん、海外のお客さまにも楽しんでいただける店にしたい」と話し、早くも8周年記念のネタを考えていた。

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