教科担任制、小学校3-4年生にも拡大へ…中教審が素案

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小学校の高学年(5・6年生)で導入している「教科担任制」について、中学年(3・4年生)にも拡大する見通しであることが2024年4月19日、中央教育審議会が公表した素案より明らかになった。学びの質の向上と教師の持ち授業時数の軽減の観点から、教科担任制を推進する必要があるとしている。

質の高い教師の確保特別部会が4月19日、審議のまとめ「『令和の日本型学校教育』を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について」(素案)を公表。学校の指導・運営体制の充実の中で、教科の指導が得意な教師による「専科指導」の充実や「教科担任制」の推進を盛り込んでいる。

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奥山直美

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