「あなたと生活したい、約2億円受け取って」SNSで知り合った“外国人女性”名乗る人物から公務員男性1000万円だまし取られる 山口

SNSで知り合った外国の女性を名乗る人物から「仕事で得た金を受け取ってほしい」といううその話を持ちかけられ、山口県防府市の男性公務員が、現金約1000万円をだまし取られたことが24日、わかりました。

被害にあったのは防府市の男性公務員(50代)です。警察によりますと今年3月、男性のSNSに、外国籍の女性を名乗る人物から「別のSNSでやりとりをしたい」とメッセージが届きました。その後やりとりをする中で「仕事を辞めて日本に永住し、あなたと生活したい」「仕事で得た報酬120万ドル(約2億円)を受け取ってほしい」と言われ、金を運搬する会社を紹介されました。話を信じた男性は、金の運送費や関税の名目で、11回にわたって現金約1000万円を指定の銀行口座に振り込み、だまし取られたということです。

男性はSNSでやりとりをするなかで、恋愛感情や親近感を抱いていたということです。警察はSNSで金を要求するのは詐欺の手口で、支払う前に家族や知人に相談するよう呼びかけています。

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