れいわが衆院東京25区に依田花蓮氏を擁立「多様性のパワーでハレンチ軍団を吹き飛ばす!」

依田花蓮氏

れいわ新選組が24日、国会内で会見し、次期衆院選の東京25区(青梅、昭島市など)に元新宿区議の依田花蓮(よだ・かれん)氏(52)の擁立を発表した。

「山本太郎代表から常々、依田花蓮は『多様性の象徴』『歩く多様性』と表現していただいている。この多様性のパワーで現在の裏金、カルト、ハレンチ軍団を吹き飛ばす! 今の政権は正直、放送禁止内閣。子どもたちに見せることができる恥ずかしくない政治を目指していかないといけない」

こう意気込んだ依田氏は36歳の時に男性から女性に性別を変えたトランスジェンダー。2019年に新宿区議に当選し、22年には参院選比例代表、新宿区長選に立候補するも落選。その後、れいわの木村英子参院議員の秘書を務めていた。

東京25区は自民党の井上信二元万博相の地盤で、7期連続で当選している。

依田氏は「れいわからは、いくつかの選挙区を示してもらって、自分の足で回って、一番ピンときた。私の地盤になると感じた。れいわの自治体議員を誕生させたいと芽生えた」と話した。高井崇幹事長によれば、事前に立憲民主党側と意見公開を行い、同区から立憲の候補者は立たない見込みになるという。

れいわは次期衆院選にこれまで大石晃子、櫛渕万里両共同代表ら10人の擁立を発表している。

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