【速報】消滅可能性自治体発表 岡山は10市町 早島町は「自立持続可能性自治体」(人口戦略会議)

有識者で作る民間組織の「人口戦略会議」は「消滅可能性」があると分析した自治体名を公表しました。

発表によりますと2020年から30年間で子供を産む中心の世代となる20歳から39歳の若年女性の減少率が50%以上と推計される自治体を「消滅可能性」があるとしています。

岡山県内で「消滅可能性自治体」とされた自治体は10市町ありました。
※( )内%は若年女性の減少率

・備前市(62.7%)
・高梁市(62.3%)
・笠岡市(59.9%)
・新見市(57.4%)
・吉備中央町(53.9%)
・久米南町(53.0%)
・井原市(52.6%)
・真庭市(51.9%)
・玉野市(51.2%)
・美作市(51.1%)

一方、人口減少率が20%未満にとどまる自治体、「自立持続可能性自治体」も公表されました。全国では65自治体があり、岡山県内では唯一、早島町(14.6%)が入っています。中国地方ではほかに、広島・府中町(19.7%)、鳥取・日吉津村(14.2%)の2町村が入っています。

今回の報告書では調査対象の40%を超える全国744の自治体が「消滅可能性自治体」となっています。

© 岡山放送