エディ・マーフィ主演映画、撮影中の事故でスタッフ数人ケガ

エディ・マーフィ主演映画でスタッフ数人がケガ(C)AFLO

『星の王子 ニューヨークへ行く』や『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズ、『ルディ・レイ・ムーア』で知られるエディ・マーフィの最新作『The Pickup(原題)』の撮影中、アクションシーンで事故が起き、スタッフ数人がケガをしたようだ。

Varietyによると、事故が起きたのは現地時間4月20日。米ジョージア州のシャドーボックス・スタジオにて、主な登場人物が出演しないセカンドユニットの撮影を行っていたところ、トラックがコントロールを失い、一台の車に衝突したそうだ。2人が病院に運ばれたといい、ケガの程度はあざや骨折だという。主演のエディとキキ・パーマー、ピート・デヴィッドソンは、当時現場にいなかったとみられる。

Amazonスタジオは23日、「不幸なことに、予定していた通りに進まず、その結果、数人のスタッフがケガをしました」と声明を発表。「起きたこととその原因について、今も事実確認を進めている状況ですが、まずはケガをした方々にお見舞いを申し上げます」と述べ、「スタッフとキャスト全員が心地よく安全に仕事をできる環境こそ、我々の最優先事項です。これからも、撮影の安全性に関し、業界最高基準を守っていく所存です。撮影中の安全予防策はこれ以前にも、審査・モニターしていました」とした。

撮影現場で働くスタッフを代表する国際映画劇場労働組合も、声明で事故を認識していると発表。問い合わせを始めたとしている。

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