中国との関係はパートナーシップの成功例、ブラジル副大統領

中国との関係はパートナーシップの成功例、ブラジル副大統領

ブラジルに輸出されるリチウム電池を搭載した入れ替え用機関車。(資料写真、株洲=新華社配信)

 【新華社ブラジリア4月24日】ブラジルのジェラルド・アルキミン副大統領はこのほど、ブラジルの首都ブラジリアで行われた中国・ブラジル国交樹立50周年シンポジウムに出席し、ブラジルと中国の関係は世界の貿易・投資協力とパートナーシップ発展の成功モデルだとの見解を示した。

 開発商工サービス相を兼任するアルキミン氏は中国経済の継続的な成長と需要の増加はブラジル経済の回復にとって大きな意義があるとし、「ブラジルは良い時期を迎えており、これには中国が極めて重要な役割を果たしている。われわれは共に努力し、包容的な発展を実現していく」と述べた。

 テレザ・クリスティーナ元農業畜産食糧供給相はブラジルが中国をコアパートナーと見なしており、農業分野での両国間協力は互恵・ウィンウィン関係の手本だと強調。「両国は友好的で安定し、予測可能な関係を維持してきた。相互信頼をベースに各分野での協力が緊密さを増している」と述べた。

 中国の祝青橋(しゅく・せいきょう)駐ブラジル大使はあいさつで、今年は中国とブラジルの国交樹立50周年にあたり、両国間関係は新しい歴史的な節目を迎えていると指摘。中国はブラジルと手を携えて両国間関係が新たなステージに進むよう促し、両国の運命共同体を構築するという目標に向かって進んでいきたいとの考えを示した。

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