テレビ大阪、ユニゾンシステムズと共同開発の「番組コンテンツ管理システム」2024年4月から本格運用開始 / Screens

テレビ大阪株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、以下「テレビ大阪」)は、株式会社ユニゾンシステムズ(本社:福岡県福岡市中央区、以下「ユニゾンシステムズ」)と共同で「番組コンテンツ管理システム」を開発した。

共同開発の背景

今回開発したシステムは、ドラマなどの動画コンテンツとそれに付随した番組内容、放送日、出演者情報などのいわゆる番組メタ情報を集約することで、業務効率化、ペーパーレス等DX推進に寄与し、動画コンテンツ管理の効率化に貢献している。

テレビ大阪では、これまで番組情報の資料フォーマットは統一されておらず、Word、Excel、PDF、紙媒体、FAXとさまざまな形式で、番組担当者が複数の関係部署へ提供していたが、手間がかかり管理も煩雑となるため非効率な作業だった。また、近年、視聴者の視聴形態の変化により、放送業界ではさまざまな動画配信プラットフォームに番組などの動画コンテンツを配信する機会が増加してきている。

実際に、2023年8月に総務省から公開された『デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 放送コンテンツの制作・流通の促進に関するワーキンググループ取りまとめ(案)』※では、インターネット広告費がコロナ前の2018年から2022年を見ていくと毎年平均して1.15倍のペースで成長している。また、日本国内の総広告費に占める割合も堅調に増加しており、現在では全体の約50%にまでに迫っている。

視聴方法の変化としては、放送をリアルタイムに見る人口も減ってきており、若年層ではその傾向が顕著であることが分かっている。こうした結果から、配信プラットフォームにおける収益は増加していく傾向にあることが予想される。新たな配信プラットフォームへの配信も伴って、コンテンツや番組情報を管理していくことは負担が大きく課題となっていた。

このような背景の中で、テレビ大阪はユニゾンシステムズと共同で「番組コンテンツ管理システム」の開発を2023年から始め、2024年4月からテレビ大阪で本格的に運用を開始している。

現在はロゴや配信用サムネイルの管理機能も搭載し、今後は視聴者対応、番組宣伝、ホームページや動画配信など、マルチユースに動画が活用できるシステムを目指し、開発を継続して進めていく。

今回紹介した「番組コンテンツ管理システム」に関して、ユニゾンシステムズが4月25日(木)に開催するオンラインセミナーでも紹介する。

テレビ大阪 担当者のエンドースメント

まだSTEP1が完成したばかりで、今後も各種システムとの連携などを進めていく必要があります。引き続きユニゾンシステムズ様にご協力頂きながら、よりよいシステムを構築していきたいと考えております。

オンラインセミナーのお申し込みはこちらから

【セミナー詳細】

■テーマ:テレビ大阪様と語る!番組コンテンツを『ワンソースマルチユース』

~共同開発「番組コンテンツ管理システム」のすべて~

■日時:4月25日(木)11:00~12:00

■開催場所:オンライン開催※zoomにてご視聴いただきます(1時間前までにお申し込みを完了する様お願い致します。)

■ゲストスピーカー:

テレビ大阪株式会社デジタル戦略局ITシステム推進部 山中大輔

登壇者:株式会社ユニゾンシステムズ営業本部営業部 橋本哲史、システム開発本部 DXプロデュース部 西田聡子

■参加費:無料

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