色褪せた郵便局の集配車をコーティングで復活 「フレッシュキーパー」を全国約8000台に施工

by 編集部:椿山和雄

KeePer技研は4月24日、紫外線で色褪せた郵便局の集配車約8000台を、同社のコーティング商品「フレッシュキーパー」によって蘇らせたことを明らかにした。

同社によると、2023年12月21日に日本郵便より全国の郵便局に対して通達があり、日本国内の約1万8000台の集配車のうち、紫外線で色褪せてしまったおよそ半数の約8000台に、2024年3月末までの間、「KeePer PRO SHOP」や「KeePer LABO」でキーパーコーティングが施工された。

これはKeePer LABO大府店で近所の郵便局の集配車に「フレッシュキーパー」を施工したところ、研磨や塗装の塗替えではなく、コーティングによって鮮やかな赤を蘇らせたことで、郵便局の関係者にその仕上がりが話題となったことを発端とするもの。

紫外線で色褪せてしまった集配車の塗装はダメージを受けており、表面が荒れて凸凹している。その凸凹によって光の乱反射を起こし、白っぽく色あせて見える。

「KeePer PRO SHOP」や「KeePer LABO」による施工では、表面が荒れて白っぽくなった塗装面に存在する蓄積した汚れをすべて落とし、さらに分厚いガラス被膜を形成するキーパーコーティングで荒れた表面を埋め込んで平滑にする施工が行なわれた。KeePer独自の分厚いコーティングにより塗装表面を平滑にすることで、光の乱反射を抑えて本来の赤色に戻すことができたとしている。

施工前
施工後

施工は、全国3500か所の郵便局がそれぞれ裁量を持っていたため、多くの場合、従来から給油等でお世話になっているガソリンスタンドで施工が行なわれた。「KeePer」の看板を掲げた全国に約6500か所あるKeePer PRO SHOPに行かれたケースが多く見られ、約8000台の紫外線で色褪せてしまった集配車の大半がKeePer PRO SHOPで、専門店であるKeePer LABOでも571台が施工された。

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