CA、半期決算で最高売上を更新 ゲーム事業は「ウマ娘」3周年施策により1年ぶり高水準、新作タイトル展開も注力

株式会社サイバーエージェントは24日、2024年9月期の第2四半期決算を発表し、半期ベースでの連結売上高が過去最高を更新したことが分かった。四半期売上高は10.0%増(前年比、以下同)の2,151億円、営業利益は12.2%増の210億円となった。

【画像】株式会社サイバーエージェント 半期業績ハイライト(決算資料より)

同社は広告関連事業を中心に、動画配信サービス「ABEMA」や競馬関連サービスを行うメディア事業、Cygamesをはじめとするゲーム事業などを展開しており、本決算ではすべての事業において増収増益だったことを発表した。

うち、ゲーム事業においてはスマートフォン向けゲームアプリ「ウマ娘プリティーダービー」のリリース3周年関連施策が第2四半期中に行われたことで、売上高は前四半期比49.1%増、営業利益は421.2%増を記録。直近数年間のゲーム事業では“2Qの特出した好成績”との傾向が見受けられるため、今回の数値も想定内とされる一方、前年期比でも8%~20%程度の成長も見せている。

これには「新規タイトルのヒット」が奏功していると同社は決算資料内にて説明。2024年2月にはコンソール向けタイトル「GRANBLUE FANTASY: Relink」を発売、リリース11日で全世界累計100万本セールスを達成し、海外購入者が8割を超えるなど、海外志向を意識した展開も行っていた。

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