ニラとスイセンを間違え「ニラ玉」に 食べた70代女性が吐き気などの食中毒症状 長野県「におい確認して」

長野県の上田保健所管内で、有毒植物のスイセンを食べたことによる食中毒が発生した。

患者は70代の女性で、畑で育てたニラと間違えて食べたという。

保健所によると、患者は70代女性で、「ニラ玉」にして食べたところ、吐き気や嘔吐(おうと)などの症状が出たという。

保健所が女性が畑で採った植物を確認したところ、ニラとスイセンが混在していた。

スイセンは、有毒成分の「ヒガンバナアルカロイド」を含んでいて、食後30分以内で嘔吐や下痢などの症状を引き起こす。

県は、「ニラには特有のにおいがあるため、見分けるためには、においを確認してほしい」と呼びかけている。

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