海上自衛官の男(22)を緊急逮捕 休暇で実家に帰省中…自販機を何回も蹴って壊す 「酒に酔っていてよく覚えていない」容疑を否認

浜田市内で自動販売機を何回も蹴って壊したとして、23日、山口県の岩国航空基地所属の海上自衛官の男が逮捕されました。

器物損壊の容疑で逮捕されたのは、海上自衛隊岩国航空基地第31整備補給隊第312機側整備隊に所属する海上自衛官の男(22)です。

男は今月6日未明、浜田市内のビルに設置された自動販売機1台を複数回足蹴りし、前面パネルを壊して32万円余りの損害を与えた疑いが持たれています。

ビルの管理会社から通報があり調べた所、防犯カメラ映像などから男が浮上。
任意同行を求め事情を聴いていましたが、男が途中で立ち去ろうとして説得にも応じなかったため、逃走の恐れがあるとして23日午後5時、緊急逮捕しました。

男は調べに対し「心当たりはあるが、酒に酔っていてよく覚えていない」と容疑を否認しています。

岩国航空基地によりますと、男は事件当日、休暇で浜田市の実家に帰省中だったということです。

男が所属していた岩国航空基地第31整備補給隊司令の椎名義和一等海佐は、「当隊隊員が逮捕されたことについて大変重く受け止めております。今後は警察の捜査に協力するとともに、事実関係をもとに厳正かつ適切に対応してまいります」とコメントしています。

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