人工「淡水湿地」で60種類の渡り鳥や水生昆虫観察 新公園オープン 福岡市東区アイランドシティ

福岡市東区のアイランドシティに新しい公園がオープンしました。

人工の「湿地」に集まる渡り鳥や水生昆虫などを観察することができます。24日午前、東区香椎照葉にオープンしたのは、「はばたき公園野鳥観察の丘」です。

この公園には、雨水がたまる人工の「淡水湿地」があり、60種類の渡り鳥や水生昆虫、120種類を超える植物などを観察することができます。

公園内には、水辺を見渡せる野鳥観察施設があり、野鳥を驚かせることなく間近で観察することが可能だということです。

福岡市・高島宗一郎市長「鳥たちが長い旅の途中ここで羽を休める場所になっていて、我々はそれをそっと観察をする場所なんですよね」

市は公園の整備を2016年から進めていて、24日は、湿地部分など公園の一部をオープン。

今後、芝生広場や遊具などを整備して2027年にフルオープンする予定です。

市は専門家と野鳥を観察するバードウォッチングや自然環境の保全体験などのイベントを毎月開催することにしています。

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