更生保護活動の充実誓う 福島県の小野町更生保護女性会の創立50周年記念

半世紀の節目を祝う出席者

 福島県の小野町更生保護女性会の創立50周年記念式は17日、町多目的研修集会施設で開かれた。出席者が半世紀の歩みを振り返り、更生保護活動のさらなる充実を誓った。

 約30人が出席した。宗像ミヱ子会長が「節目の年を迎えた。今後も犯罪の予防と更生保護活動を末永く続けていく」とあいさつした。村上昭正町長、田村署小野分庁舎の星達雄所長、郡司茂雄町保護司会長らが祝辞を述べた。

 同会は1973(昭和48)年、町更生婦人会として発足した。犯罪の予防、青少年の非行防止活動、犯罪者の改善更生に協力し、地域社会の浄化活動を推進してきた。あいさつ運動、呼び掛け運動、社会を明るくする運動を柱としている。プランターの花植え活動も展開しており、町内5カ所に看板を掲げ、会員交代で水やりなど管理を続けている。

 席上、半世紀の活動を紹介した記念誌「あゆみ」を披露した。これまでの活動報告や歴代会長の紹介をはじめ、会員のひと言なども掲載している。100部作成した。

(県南版)

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