JR原宿駅“旧駅舎”の外観再現へ - 原宿駅の記憶を継承する商業施設が26年冬に誕生

JR原宿駅は、旧駅舎の外観を再現する「原宿駅旧駅舎跡地開発」を実施。開業は、2026年度冬を予定している。

JR原宿駅の“旧駅舎”の外観を再現へ

JR原宿駅にて、100年近く原宿エリアのシンボルとして愛されてきた旧駅舎建物。三角屋根や、尖塔をのせたハーフティンバー様式風デザインが印象的で、2020年8月より老朽化などが原因で惜しまれつつも解体されたものだ。

そんな原宿旧駅舎が、今回の開発により再び蘇る。取り壊した際に保存していた外装材の一部を再使用し、原宿の街のシンボルとして特徴的な外観を可能な限り再現し、建て替える。これにより、原宿駅の記憶を継承しつつ、毎時神宮の社やまちの緑との調和を図った商業施設が誕生する。規模は地下1階、地上4階建ての建物となり、原宿カルチャーのさらなる進化と発信源となることを目指す。

【詳細】
原宿駅旧駅舎跡地開発
所在地:東京都渋谷区神宮前1-18-20
開業:2026年度冬(予定)
工期:2024年5月末頃~2026年12月(予定)
敷地面積:約760㎡(再現駅舎含む)
延べ床面積:約1,170㎡
構造・規模:RC造・地下1階、地上4階建て(旧駅舎外観再現含む)・高さ約16m
用途:商業施設
※画像はイメージ。変更になる場合あり。

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