JR中野駅南口に、「みどりの窓口」「NewDays」も一体となった「NAKANO stand」誕生

東日本旅客鉄道(JR東日本)とJR東日本クロスステーションは、JR東日本グループが推進する「Beyond Stations構想」の一環として、まちと、暮らしと、地域・地方と“つながる”新拠点「NAKANO stand」を、中野駅南口改札外に開業する。1月に先行移設したみどりの窓口に加え、中野駅南口にあるNewDaysが拡張移転し、6月に一体空間として生まれ変わる。

外観イメージ

「Beyond Stations構想」の一環として誕生

「NAKANO stand」は、「みどりの窓口」と「NewDays」のほか、沿線地域や地方の魅力を発信する「standスペース」が一体となった施設。施設名称には、顧客や地域の人々の暮らしを支える(=stand)拠点になるよう想いを込めた。

「みどりの窓口」は、きっぷの販売に加えて、JR東日本グループのサービス・情報を発信するとともに、まちの玄関口として、より魅力的なデザインに生まれ変わる。

「standスペース」では、まちと文化の魅力を発信し「まちとつながる」TOWNSCAPEの取り組み、沿線地域や地方の魅力を伝える「地域・地方とつながる」商品の展開、アートを展示しその場で購入できる「オンラインサービスとつながる」YLM中野の展開などを行う

内観イメージ

「まちとつながる」TOWNSCAPEは、景観や文化的魅力に溢れた中央線沿線のまちにフォーカスした情報発信メディア。写真や特集記事、プロダクト、MAPを通じてまちの風景や文化の情報を発信していく。初回は「中野エリア」をテーマに情報を発信する。

「地域・地方とつながる」商品展開では、沿線の魅力ある商品や地方の特産品を販売する。また、高速バスを活用したトランク輸送で地域特産品や朝採れなどの新鮮な商品も展開する。商品は、NewDaysのレジで購入することができる。

「オンラインサービスとつながる」YLM中野では、不定期で入れ替わるアート作品を気軽に愉しむことができる。気に入った作品は、JRE MALL「東京感動線ショップ」で購入できる。初回企画展示では、ライバー音楽ユニット“MKLNtic”(マカロンティック)の「鹿乃まほろ」と「ろん」をモチーフに鉄道や中野を舞台としたアート作品を展示・販売する予定。

「NewDays」は、既存の中野駅南口店と比較し、規模を約3倍に拡張した。弁当や麺類などの品揃えを充実させ、地域の人々にも利用してもらえる「地域密着型店舗」を目指す。人気の駅弁や日本各地のおいしいものを随時取り揃える。

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