知床観光船事故から2年 2606組の花が手向けられた献花台、5月6日で受け付け終了 寄せられた手紙やメッセージは展示へ 北海道斜里町

知床半島沖の観光船沈没事故から2年が経ち、北海道斜里町は、大型連休をもって献花の受け付けを終了させることを決めました。

三栗谷皓我記者
「斜里町役場ではおよそ2年間設置されていた献花台の移設作業が進められています」

斜里町役場の献花台には、2年間で2606組の献花が手向けられ、町職員が手入れをしてきました。

北海道斜里町 茂木千歳健康子育て課長
「すべて頂いたものは大事なものなので取って置いていた。本当に多くの人がいらしているんだと思った」

斜里町は、事故から2年を迎えたことを機に、今週から始まる大型連休をもって、献花の受け付けを終了させることを決めました。

献花台は、26日までは「漁村センター」に、27日からはウトロ地区の道の駅に設置し、大型連休最終日の5月6日をもって、献花の受け付けを終えます。

これまで届けられた手紙やメッセージなどは、漁村センターで展示される予定です。

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