新たな「香川県防災情報システム」構築に向け検討委員会 2026年度からの運用目指し7月頃に方針とりまとめ

大規模災害に備え、新たな防災情報システムの構築を検討する委員会が香川県庁で開かれました。再来年度からの運用を予定しています。

(香川大学 白木渡名誉教授)
「皆さんがどういう情報を欲しておられるのか、そのために何を我々は準備すべきなのか」

香川県の防災情報システムは、警報・注意報や自治体の避難情報などをメールやホームページ、防災アプリなどを通じて県民に伝えるものです。2026年度の更新にむけ、ハザードマップを簡単な操作で表示できるようにすることや、多言語化などさまざまな課題があがりました。

防災の専門家からは、能登半島地震で同時多発的に孤立する集落があったことをふまえ、香川県でもリスクを把握し準備しておく必要性も指摘されました。

香川県は、7月ごろに次のシステムの整備のあり方をとりまとめる予定です。

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