甲府31℃・さいたま28℃予想 25日(木)は関東甲信を中心に気温が急上昇

 きょう(水)の関東甲信は雨の降った所が多く、海からの風で気温が上がらない状態が続いている。東京都心の最高気温は未明に観測した16.5℃で、日中は15℃を下回っている時間もあった。あす25日(木)は天気が回復して、昼間は暑いくらいの陽気となる見込み。気温変化が大きくなるため、服装や体調管理に注意が必要だ。

夏日続出 一部真夏日も

 あす25日(木)は、関東から西の太平洋側で朝から晴れる見込み。暖かい空気の流れ込みや強い日差しの影響で、関東甲信や東海は全国で最も気温の高い地域の一つとなり、場所によっては30℃を上回る見込み。西日本でも、25℃以上の夏日の所が多くなりそうだ。

【25日(木)の予想最高気温】
 31℃ 甲府
 28℃ 熊谷(埼玉)、さいたま
 27℃ 宇都宮、静岡、浜松(静岡)など
 26℃ 前橋、東京、横浜、京都、日田(大分)など
 25℃ 名古屋、岐阜、高松、高知、鹿児島など

 関東甲信や東海は、きょう(水)日中より10℃以上も高くなる所があるなど、大きな気温変化がストレスになるかもしれない。気温が高くなる地域は、服装や水分補給に気を配る必要がある。また、日差しが強まるので、南の地域ほどしっかりとした紫外線対策が必要だ。

金曜日 暑い範囲拡大

 26日(金)は高温の範囲が、北陸や北日本にも広がる見込み。新潟県や東北の内陸は、30℃を超える所もありそうだ。この方面は、金曜日の朝はまだ涼しいくらいなので、昼間に気温が急上昇することを想定した服装を心がけたい。関東甲信も木曜日と同じか、より暑くなる所があり、東京は28℃まで上がる見込み。

黄砂に注意

 26日(金)~27日(土)にかけて、北・東日本にかけて黄砂の飛来が予想されている。先週後半と同様に空がぼんやり霞んだり、晴れていても遠景がよく見えないなどの影響があるかもしれない。健康面の影響なども考えられるので、今後の情報に注意が必要となる。

(気象予報士・高橋和也)

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