クラクションを鳴らされ車のドアを蹴ってへこませた疑い 消防士を逮捕 酒に酔っていて「覚えていません」と否認 福岡

他人の軽乗用車のドアを蹴ってへこませたとして、福岡市消防局の消防士の男が逮捕されました。男は「覚えていません」と話し、容疑を否認しています。

器物損壊の疑いで逮捕されたのは、福岡市消防局早良消防署に勤務する消防士、曲渕将太容疑者(29)です。

警察によりますと曲渕容疑者は4月10日、福岡市早良区西新で道路を走行していた軽乗用車の助手席側の後部ドアを蹴ってへこませた疑いです。

曲渕容疑者が横断歩道を渡っている途中で信号が変わり、車を運転していた男性がクラクションを鳴らして横をすり抜けようとしたところ、曲渕容疑者がドアを1回蹴ったということです。

曲渕容疑者は当時、酒に酔っていて、警察の調べに対し「覚えていません」と話し、容疑を否認しています。

福岡市消防局は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾。厳正に対処して参ります」とコメントしています。

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