名人戦第2局 成田市内“将棋熱”高まる

名人戦第2局 成田市内“将棋熱”高まる

 将棋の藤井聡太名人と挑戦者の豊島将之九段が攻防を繰り広げる名人戦第2局。
 2日目の4月24日も、千葉県成田市内は大きな盛り上がりを見せていました。

 将棋の第82期名人戦7番勝負の第2局は、23日、成田山新勝寺で始まったもので、成田市が市制施行70周年の記念事業の一環として誘致しました。

 2日目の24日は、JR成田駅前にあるホールで、四街道市出身の木村一基九段など県内出身の棋士らによる大盤解説が開かれ、県内外から200人ほどの将棋ファンなどが詰めかけました。

 ファンらは、初防衛を目指す藤井名人と挑戦者の豊島九段による死闘を見守ったほか、名人戦の次の一手の予想を当てた人に、解説者から、藤井名人がきょうの勝負おやつとして選んだ「ぴーなっつ最中」などが贈られ、会場は終始和やかな雰囲気でした。

 名人戦7番勝負は、先に4勝した方が名人を獲得します。

 第1局では藤井名人が先勝し、初防衛に向けて白星スタートを切っていて、対局は今夜まで続く見込みです。

県外から来た人は―
「藤井聡太名人を追いかけて(成田市に)来た。藤井名人が食べたものと同じものを食べたくて(成田市内の観光に)行ってきた」

「成田山の参道とか来てみたかったので、ご縁で足を運べてこの後も行きたい」

千葉市から来た人はー
「(成田市に)4年ほど勤務したことがあって県内では正直一番好きなまちというイメージなので、成田市で名人戦というので(大盤解説も)楽しみにして来た」

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